2013年4月1日月曜日

【新体道理解のための古典】老子道徳経 徳経  玄用第六十九













新体道は、ある一貫された思想に基づいて成り立っています。 


それを、【天真思想】と言います。 


この思想ですが、非常に深い、そして数多い、
創始者・青木宏之の宗教体験や思索から生まれたものです。
いわゆる聖典やかっちりした体系のようなものは有りませんが、きちんと存在しています。宗教、武道、芸術の純粋な部分のみを取り出したと言っても過分では有りません。 


当然ながら、教団? の様なものは無いし、新体道をやるからと言って改宗しろ!なんてことも有りません。まず天真思想がその他の宗教の教義等に抵触することはないでしょう。 


ただそのためか理解が難しいと言う側面もあります。 


新体道では、その理解を深めるために、古典を読むことを推奨しています。 


古典は古典であるが故に解釈が難しい側面もあります。また私の理解する範囲で解説等をしても、誤解が生じますので、原文(可能な限り)と現代訳、(一部私の感覚で訳しています)参考文献等を引用するにとどめたいと思います。 

☆~…*※☆☆~…*※☆☆~…*※☆ 

【新体道理解のための古典】老子道徳経 徳経  
玄用第六十九


用兵有言、吾不敢爲主而爲客、不敢進寸而退尺。是謂行無行、攘無臂、扔無敵、執無兵。禍莫大於輕敵、輕敵幾喪吾寳。故抗兵相加、哀者勝矣。

用兵に言あり、「われあえて主とならずして客となり、あえて寸を進まずして尺を退く」と。これを無行を行き、無臂(むひ)を攘(ふる)い、無敵を扔(つ)き、無兵を執(と)ると謂う。禍(わざわい)は敵を軽んずるより大なるはなし。敵を軽んずればほとんどわが宝を喪(うしな)う。故に兵を抗(あ)げて相加(くわ)うるときは、哀(かな)しむ者勝つ。 

戦術について次のことばがある。
「わがほうは最初に敵を攻撃せず、攻撃されてから行動する。」
「わがほうは一寸でも進もうとはせず、一尺でも後退するのだ。」
これは作戦のない作戦、武器のない武器をとり、敵のない敵を襲い、
兵器のない兵器を運ぶといわれる。
敵をあなどるほど大きな禍いはない。
敵をあなどるということは、
慈しみ、倹約、そして天下の先頭に立とうと思わない教えを破ることである。
だから、二つの軍隊が交戦するとき、慈しみをもっている方が勝利をしめる。

69. Ambush
There is a saying among soldiers:
It is easier to lose a yard than take an inch.

In this manner one may deploy troops without marshalling them,
Bring weapons to bear without exposing them,
Engage the foe without invading them,
And exhaust their strength without fighting them.

There is no worse disaster than misunderstanding your enemy;
To do so endangers all of my treasures;
So when two well matched forces oppose eachother,
The general who maintains compassion will win.


<英訳/参考> http://www.chonmage-eigojuku.com/magetan/roushi01.html 


They say about tactics, "I had better defend against enemy's attack than attack aggressively. I had better go back a long distance than advance a short distance." 
This is called "No way to advance, No arm to raise, No troop to command and No enemy to attack." 
To underestimate your enemy is the most dangerous thing in a battlefield. 
If you underestimate your enemy, you will lose almost all my teachings. 
So in a battle that both sides have the same troop strength, the side who feels sorrow wins the battle.


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 
参考サイト 
http://nam-students.blogspot.com/2009/10/blog-post_23.html 
http://www.chonmage-eigojuku.com/ 
☆~…*※☆☆~…*※☆☆~…*※☆ 

三鷹稽古会は、
月曜日 19時~20時45分

三鷹駅より徒歩5分ほど、南口を出て「風の散歩道」を歩いてください。フランス料理店を過ぎ、骨董品屋さんの手前を右に曲がります。左手に見える「沙羅舎」こちらの地下「舞遊空間」をお借りしています。












☆~…*※☆☆~…*※☆☆~…*※☆

国立稽古会は、
木曜日 19時~20時45分

国立駅より徒歩7~8分ほど。

南口を出てロータリーから「あさひ通り」を歩いてください。コンビニエンスストアの角を左に曲がります。左手のスポーツジム、カラオケ屋さん、右手に見えるNTTを過ぎてさらに進み、皮膚科を過ぎると、「東地域防災センター」の縦看板が腰ぐらいの高さに見えます。そこを右手に入って奥「東地域防災センター」こちらの2階を主にお借りしています。

※注意※会場は変わることがあります。


…………………………
新体道・東京西地区新体道連盟
~武道・瞑想・滝行~
曽根田 敦志 SONEDA Atsushi
!! twitter !! follow me!
ホームページです。

!【新体道人】で検索してください!
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


0 件のコメント:

コメントを投稿