2013年4月14日日曜日

【新体道理解のための古典】老子道徳経 徳経  貪損第七十五






新体道は、ある一貫された思想に基づいて成り立っています。 


それを、【天真思想】と言います。 


この思想ですが、非常に深い、そして数多い、
創始者・青木宏之の宗教体験や思索から生まれたものです。
いわゆる聖典やかっちりした体系のようなものは有りませんが、きちんと存在しています。宗教、武道、芸術の純粋な部分のみを取り出したと言っても過分では有りません。 


当然ながら、教団? の様なものは無いし、新体道をやるからと言って改宗しろ!なんてことも有りません。まず天真思想がその他の宗教の教義等に抵触することはないでしょう。 


ただそのためか理解が難しいと言う側面もあります。 


新体道では、その理解を深めるために、古典を読むことを推奨しています。 


古典は古典であるが故に解釈が難しい側面もあります。また私の理解する範囲で解説等をしても、誤解が生じますので、原文(可能な限り)と現代訳、(一部私の感覚で訳しています)参考文献等を引用するにとどめたいと思います。 
☆~…*※☆☆~…*※☆☆~…*※☆ 

【新体道理解のための古典】老子道徳経 徳経  
貪損第七十五


民之飢、以其上食税之多。是以飢。民之難治、以其上之有爲。是以難治。民之輕死、以其上求生之厚。是以輕死。夫唯無以生爲者、是賢於貴生。

民の飢(う)うるは、その上(かみ)の税を食(は)むことの多きをもってなり。ここをもって飢(う)う。民の治め難きは、その上(かみ)のなすことあるをもってなり。ここをもって治め難し。民の死を軽(かろ)んずるは、その上の生を求むることの厚(あつ)きをもってなり。ここをもって死を軽(かろ)んず。それただ生をもってなすことなき者は、これ生を貴ぶより賢(まさ)る。 

民衆が飢えに苦しむのは、権力者が税を取り立て過ぎるからで、それゆえに飢えるのだ。
人々が治まらないのは、権力者があれこれと余計な事をするからで、それゆえに逆らうのだ。
人々が自分の生命を軽く捨てるのは、権力者が途方もなく贅沢な生活を追求するからで、
それ故に、生活が苦しくなって、人々は自分の生命を軽んじて人生を諦めるのである。
そもそも人生についてあれこれ考えずにありのままに生きる者こそ、無駄に知恵を働かせて贅沢な人生を送る者より勝っている。
(曽根田 意訳)


75. Rebellion
When rulers take grain so that they may feast,
Their people become hungry;
When rulers take action to serve their own interests,
Their people become rebellious;
When rulers take lives so that their own lives are maintained,
Their people no longer fear death.

When people act without regard for their own lives
They overcome those who value only their own lives.



<英訳/参考> http://www.chonmage-eigojuku.com/magetan/roushi01.html 



People are starved, because their government collect too much taxes. 
People disobey, because their government does too many things. 
People make light of life, because they value their own life excessively. 
In the first place, people who don't think about their life are better than people who think too much about their own life.


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参考サイト 
http://nam-students.blogspot.com/2009/10/blog-post_23.html 
http://www.chonmage-eigojuku.com/ 
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三鷹稽古会は、
月曜日 19時~20時45分

三鷹駅より徒歩5分ほど、南口を出て「風の散歩道」を歩いてください。フランス料理店を過ぎ、骨董品屋さんの手前を右に曲がります。左手に見える「沙羅舎」こちらの地下「舞遊空間」をお借りしています。












☆~…*※☆☆~…*※☆☆~…*※☆

国立稽古会は、
木曜日 19時~20時45分

国立駅より徒歩7~8分ほど。

南口を出てロータリーから「あさひ通り」を歩いてください。コンビニエンスストアの角を左に曲がります。左手のスポーツジム、カラオケ屋さん、右手に見えるNTTを過ぎてさらに進み、皮膚科を過ぎると、「東地域防災センター」の縦看板が腰ぐらいの高さに見えます。そこを右手に入って奥「東地域防災センター」こちらの2階を主にお借りしています。

※注意※会場は変わることがあります。


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新体道・東京西地区新体道連盟
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