2013年4月10日水曜日

【新体道理解のための古典】老子道徳経 徳経  愛己第七十二






新体道は、ある一貫された思想に基づいて成り立っています。 


それを、【天真思想】と言います。 


この思想ですが、非常に深い、そして数多い、
創始者・青木宏之の宗教体験や思索から生まれたものです。
いわゆる聖典やかっちりした体系のようなものは有りませんが、きちんと存在しています。宗教、武道、芸術の純粋な部分のみを取り出したと言っても過分では有りません。 


当然ながら、教団? の様なものは無いし、新体道をやるからと言って改宗しろ!なんてことも有りません。まず天真思想がその他の宗教の教義等に抵触することはないでしょう。 


ただそのためか理解が難しいと言う側面もあります。 


新体道では、その理解を深めるために、古典を読むことを推奨しています。 


古典は古典であるが故に解釈が難しい側面もあります。また私の理解する範囲で解説等をしても、誤解が生じますので、原文(可能な限り)と現代訳、(一部私の感覚で訳しています)参考文献等を引用するにとどめたいと思います。 
☆~…*※☆☆~…*※☆☆~…*※☆ 

【新体道理解のための古典】老子道徳経 徳経  愛己第七十二



民不畏威、則大威至矣。無狎其所居、無厭其所生。夫唯不厭、是以不厭。是以聖人、自知不自見、自愛不自貴。故去彼取此。

民、威を畏(おそ)れざれば、すなわち大威(たいい)至らん。その居るところに狎(な)るることなかれ、その生ずるところを厭(ふさ)ぐことなかれ。それただ厭がず、ここをもって厭がれず。ここをもって聖人は、自らを知りて自らを見(しめ)さず、自らを愛して自らを貴(たっと)ばず。故にかれを去りてこれを取(と)る。 


為政者のことを民衆が敬い尊ばなくなった時、世は乱れて大いなる天の罰を受けることになる。人々の住む所をおびやかしてはならないし、人々が活き活きと生きる事を邪魔してはならない。人々が我が身の境遇を嫌わないようなら、人々が為政者をおびやかす事も無い。だから聖人は、自らの分を弁える知恵を備えて自ら目立とうとはせず、自らを愛しながらも偉ぶらない。こうして権威を振りかざす政治を捨て去り、無為自然の政治を選ぶのだ。

(訳 曽根田)




72. Revolution
When people have nothing more to lose,
Then revolution will result.

Do not take away their lands,
And do not destroy their livelihoods;
If your burden is not heavy then they will not shirk it.

The sage maintains himself but exacts no tribute,
Values himself but requires no honours;
He ignores abstraction and accepts substance.





<英訳/参考> http://www.chonmage-eigojuku.com/magetan/roushi01.html 



If you oppress the people with punishments, you will get a divine punishment. 
You must not threaten their house. 
You must not hinder their living. 
If you do not threaten their life, they will not threaten your reign. 
So the saint who knows "the way" never attracts others' attention though he has wisdom to know himself. 
He never considers himself as a special one though he loves himself. 
He never governs the people by oppression. 
He governs them by doing nothing.


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参考サイト 
http://nam-students.blogspot.com/2009/10/blog-post_23.html 
http://www.chonmage-eigojuku.com/ 
☆~…*※☆☆~…*※☆☆~…*※☆ 



三鷹稽古会は、
月曜日 19時~20時45分

三鷹駅より徒歩5分ほど、南口を出て「風の散歩道」を歩いてください。フランス料理店を過ぎ、骨董品屋さんの手前を右に曲がります。左手に見える「沙羅舎」こちらの地下「舞遊空間」をお借りしています。












☆~…*※☆☆~…*※☆☆~…*※☆

国立稽古会は、
木曜日 19時~20時45分

国立駅より徒歩7~8分ほど。

南口を出てロータリーから「あさひ通り」を歩いてください。コンビニエンスストアの角を左に曲がります。左手のスポーツジム、カラオケ屋さん、右手に見えるNTTを過ぎてさらに進み、皮膚科を過ぎると、「東地域防災センター」の縦看板が腰ぐらいの高さに見えます。そこを右手に入って奥「東地域防災センター」こちらの2階を主にお借りしています。

※注意※会場は変わることがあります。


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新体道・東京西地区新体道連盟
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