2013年4月13日土曜日

【新体道理解のための古典】老子道徳経 徳経  制惑第七十四





新体道は、ある一貫された思想に基づいて成り立っています。 


それを、【天真思想】と言います。 


この思想ですが、非常に深い、そして数多い、
創始者・青木宏之の宗教体験や思索から生まれたものです。
いわゆる聖典やかっちりした体系のようなものは有りませんが、きちんと存在しています。宗教、武道、芸術の純粋な部分のみを取り出したと言っても過分では有りません。 


当然ながら、教団? の様なものは無いし、新体道をやるからと言って改宗しろ!なんてことも有りません。まず天真思想がその他の宗教の教義等に抵触することはないでしょう。 


ただそのためか理解が難しいと言う側面もあります。 


新体道では、その理解を深めるために、古典を読むことを推奨しています。 


古典は古典であるが故に解釈が難しい側面もあります。また私の理解する範囲で解説等をしても、誤解が生じますので、原文(可能な限り)と現代訳、(一部私の感覚で訳しています)参考文献等を引用するにとどめたいと思います。 
☆~…*※☆☆~…*※☆☆~…*※☆ 

【新体道理解のための古典】老子道徳経 徳経  制惑第七十四



民不畏死、柰何以死懼之。若使民常畏死、而爲奇者、吾得執而殺之、孰敢。常有司殺者殺。夫代司殺者殺、是謂代大匠斲、夫代大匠斲者、希有不傷其手矣。

民、死を畏(おそ)れざれば、いかんぞ死をもってこれを懼(おそ)れしめん。もし民をして常に死を畏(おそ)れしめて、而うして奇(き)をなす者は、われ執(とら)えてこれを殺すを得るも、たれかあえてせん。常に司殺者(しさつしゃ)ありて殺す。それ司殺者に代わりて殺す、これを大匠(だいしょう)に代わりて斲(き)ると謂う。それ大匠(だいしょう)に代わりて斲(き)る者は、その手を傷つけざることあるは希(まれ)なり。 

民衆が死を恐れなくなるまで追い詰めてしまったら
どうして彼らを死をもっておどかすのか。
もし人々にいつも死の恐怖を与えるがゆえに
秩序を乱す輩がでたならば
私が捕らえて殺す事ができるとしても、
どうして進んでそのようなことをしようか。

(自然には)人間の生命を終わらせるものがいつもある。
我々が殺す役目を負うならば、
木を伐る偉大な工人の役目を負うようなものである。
我々が木を伐る工人の役目を負うならば、
そのような無理をすれば、結局自らが傷つく事になる。
(曽根田 意訳)

74. Execution
If people were not afraid of death,
Then what would be the use of an executioner?

If people were only afraid of death,
And you executed everyone who did not obey,
No one would dare to disobey you.
Then what would be the use of an executioner?

People fear death because death is an instrument of fate.
When people are killed by execution rather than by fate,
This is like carving wood in the place of a carpenter.
Those who carve wood in place of a carpenter
Often injure their hands.


<英訳/参考> http://www.chonmage-eigojuku.com/magetan/roushi01.html 



If you oppress the people until they get desperate, they won't be afraid of the death penalty. 
If you govern them well and they are afraid of death, and someone disturbs the order, I can catch and kill him. 
But who takes charge of his death? 
Human life is beyond the human jurisdiction. 
If you kill him by your judgment, it is as if an amateur planes a wood instead of carpenters. 
If an amateur planes a wood, he cuts his finger inevitably.


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 
参考サイト 
http://nam-students.blogspot.com/2009/10/blog-post_23.html 
http://www.chonmage-eigojuku.com/ 
☆~…*※☆☆~…*※☆☆~…*※☆ 



三鷹稽古会は、
月曜日 19時~20時45分

三鷹駅より徒歩5分ほど、南口を出て「風の散歩道」を歩いてください。フランス料理店を過ぎ、骨董品屋さんの手前を右に曲がります。左手に見える「沙羅舎」こちらの地下「舞遊空間」をお借りしています。












☆~…*※☆☆~…*※☆☆~…*※☆

国立稽古会は、
木曜日 19時~20時45分

国立駅より徒歩7~8分ほど。

南口を出てロータリーから「あさひ通り」を歩いてください。コンビニエンスストアの角を左に曲がります。左手のスポーツジム、カラオケ屋さん、右手に見えるNTTを過ぎてさらに進み、皮膚科を過ぎると、「東地域防災センター」の縦看板が腰ぐらいの高さに見えます。そこを右手に入って奥「東地域防災センター」こちらの2階を主にお借りしています。

※注意※会場は変わることがあります。


…………………………
新体道・東京西地区新体道連盟
~武道・瞑想・滝行~
曽根田 敦志 SONEDA Atsushi
!! twitter !! follow me!
ホームページです。

!【新体道人】で検索してください!
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


0 件のコメント:

コメントを投稿