2012年5月25日金曜日

【新体道理解のための古典】老子道徳経 道経 無用第十一








新体道は、ある一貫された思想に基づいて成り立っています。 


それを、【天真思想】と言います。 


この思想ですが、非常に深い、そして数多い、
創始者・青木宏之の宗教体験や思索から生まれたものです。
いわゆる聖典やかっちりした体系のようなものは有りませんが、きちんと存在しています。宗教、武道、芸術の純粋な部分のみを取り出したと言っても過分では有りません。 


当然ながら、教団? の様なものは無いし、新体道をやるからと言って改宗しろ!なんてことも有りません。まず天真思想がその他の宗教の教義等に抵触することはないでしょう。 


ただそのためか理解が難しいと言う側面もあります。 


新体道では、その理解を深めるために、古典を読むことを推奨しています。 


古典は古典であるが故に解釈が難しい側面もあります。また私の理解する範囲で解説等をしても、誤解が生じますので、原文(可能な限り)と現代訳、(一部私の感覚で訳しています)参考文献等を引用するにとどめたいと思います。 


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 
 無用第十一
三十輻共一轂。當其無、有車之用。  
挺埴以爲器。當其無、有器之用。 
鑿戸牖以爲室。當其無、有室之用。 
故有之以爲利。無之以爲用。 

(読み下し文) 三十の輻(ふく)、一つの轂(こく)を共にす。其の無に当って、車の用あり。 
埴(つち)をうちて以って器を為(つく)る。其の無に当って、器の用あり。 
戸牖(こゆう)をうがちて室を為る。其の無に当って室の用有り。 
故に有の以って利を為すは、無を以って用を為せばなり。 

(だいたいの意味) 三十本の輻が車輪の中心に集まる。 
その何もない空間から車輪のはたらきが生まれる。 
粘土をこねて容器ができる。 
その何もない空間から容器のはたらきが生まれる。 
ドアや窓は部屋をつくるために作られる。 
その何もない空間から部屋のはたらきが生まれる。 
これ故に、一つ一つのものとして、これらは有益な材料となる。 
何もないものとして作られることによって、それらは有用になるもののもとになる。 
 

<英訳> 
http://www.chinapage.com/gnl.html 


11. Tools 
Thirty spokes meet at a nave; 
Because of the hole we may use the wheel. 
Clay is moulded into a vessel; 
Because of the hollow we may use the cup. 
Walls are built around a hearth; 
Because of the doors we may use the house. 
Thus tools come from what exists, 
But use from what does not. 

<英訳/参考> 
http://www.chonmage-eigojuku.com/magetan/roushi01.html 


A wheel has thirty spokes and one hub. 
We can use a wheel because a hub has a hole to insert an axle. 
We knead clay and make a vessel. 
We can use a vessel because it has a space with nothing. 
A house has doors and windows. 
We can live in a house because it has a space with nothing. 
So when we use something, we always benefit by "nothing". 



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参考サイト 
http://nam-students.blogspot.com/2009/10/blog-post_23.html 
http://www.chonmage-eigojuku.com/ 

☆~…*※☆☆~…*※☆☆~…*※☆ 
三鷹稽古会は、
月曜日 19時~20時45分

三鷹駅より徒歩5分ほど、南口を出て「風の散歩道」を歩いてください。フランス料理店を過ぎ、骨董品屋さんの手前を右に曲がります。左手に見える「沙羅舎」こちらの地下「舞遊空間」をお借りしています。





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ほびっとむら稽古会は、
月一回火曜日 19時~20時45分

西荻駅より徒歩5分ほど、南口を出て左へ、南北に走る通りから、銀行の角を曲がり荻窪方面へ。喫茶店をすぎ、八百屋さんのある通建物の3階本屋さん「なわプラサードの奥のお部屋です。







☆~…*※☆☆~…*※☆☆~…*※☆

国立稽古会は、
木曜日 19時~20時45分

国立駅より徒歩7~8分ほど。

南口を出てロータリーから「あさひ通り」を歩いてください。コンビニエンスストアの角を左に曲がります。左手のスポーツジム、カラオケ屋さん、右手に見えるNTTを過ぎてさらに進み、皮膚科を過ぎると、「東地域防災センター」の縦看板が腰ぐらいの高さに見えます。そこを右手に入って奥「東地域防災センター」こちらの2階を主にお借りしています。

※注意※会場は変わることがあります。


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新体道・東京西地区新体道連盟
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